2009年1月29日木曜日

ひらく会議アンケート  垣内友香里さん

1) 3つの言葉について質問します。

Q あなたにとって「ダンス」とはなんですか?

表現行為の一つ。
私は大学時代から30歳くらいまで、演劇をやっていて、そのまま自然にダンス界に入りました。ダンスだからといって、特別変わったことはしていないし、変化したとも思いません。
自分の考えたことを動きに変換していく行為だと思います。

Q あなたにとって「コンテンポラリー」とはなんですか?

現代における社会とそれを通した世界。例えると新聞に近いです。社会面を通した、世界情勢といった感じです。

Q あなたにとって「コミュニティー」とはなんですか?

コミュニティーという言葉はほとんど使うことがなく、  ミクシイでしか聞いたことがありません。ミクシイもやらないので、リアルな言葉ではないです。

2) あなたにとって、ダンス活動をするモチベーションの根源となっているものごとはなんですか?結論ではなくても、問いのままでも良いのでお答え下さい。

最近思いついたことなので、ちかいうちに変わってしまうかもしれませんが、
「恐怖心」
です。
最近、とても興味があるテーマが、心の病、特に鬱病です。自殺者年間3万人を超える現代日本。自殺の理由の多くは鬱です。ひとがなぜ鬱になるのか、鬱のひとに向けた作品をつくることは可能なのか?
そして、なぜ私はそのことに興味があるのかを考えた時、私が今一番怖いと感じていることが鬱だと思ったのです。(ちなみに、少女時代はレイプ。20代の頃はエイズが怖かったです。)鬱病は条件さえそろえばだれでもなる病気です。自分が鬱になるのが怖いのです。とてもなりそうなきがするからです。
この考えに至る前には、
「差別」
が私を支配しているのかな?と思っていました。鬱の人を分析したり、研究したりすること、自分とは違うと思うこと、同情すること。私は鬱の人をある意味差別しています。ではなぜ私は差別するのか、人はなぜ差別をするのかと思ったとき、「恐怖」が心も身体も支配しているのではないか、と思い至りました。

0 件のコメント:

コメントを投稿