2009年1月13日火曜日

手塚夏子です

We danceの打ち合わせに参加できず本当に残念でした.
アーティストの能動性と関わりの創造性が試される画期的な企画になる可能性を感じます。

私は、福留麻里ちゃんが作品を作る過程に立ち会うキュレーターと、広太さん企画のラウンドテーブル「ひらく会議」に司会として参加します。「ひらく会議」は、先日大橋かくやさんが行った帝国会議との横断的な企画です。会議とはいうものの、何か一つの答えを出すようなことではなく、「アーティストの言葉を聞きたい」というものです。ダンスを取り巻くメディアでは特定の批評家の言葉で占められています。悪いことではありませんが、視点が偏ってしまうことは確かだと思うのです。アーティストは言葉を知らないという偏見もあるかと思いますが、アーティストが持ってる独自の価値観や哲学を簡単には言葉にできない、ということでなかなか語られないことも多いと思います。でも、簡単に言葉にできないことの中に本質的な物事は息を潜めている、だからゆっくりと、ぽつり、ぽつりと、その何かをひも解いて行くために言葉を探してみたいし、またそれらがアーティストによって非常に差異があるだろうけれど、その差異を見ることでダンスとは何か、現代においてダンスシーンが役割を果たす可能性ということに少しずつ迫ってみたいと思います。

ということで、ぜひ今回の企画に関わっているアーティストの方に参加していただきたく、その旨談話室に投稿していただくか、私か広太さんにメールしてくださるとうれしいです。

よろしくお願いします。

手塚夏子

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